皆さんこんにちは。
「介護ってどんな仕事?」
「本当に介護の仕事でいいのだろうか?」
「介護の仕事は自分にできるのだろうか…」
など、思っておられる方向けの記事を書きました。
この業界で15年近く働いているといろいろな動機で介護の仕事につかれる方がいます。
・介護の学校から新卒で来られる方
・離婚をきっかけに条件が合うので来られる方
・リストラをきっかけにセカンドキャリアとして選ばれる方
・福祉用具、ソーシャルワーカー等関連職種から介護に魅力を感じて転職される方
あなたがどれかに当てはまり、就職後に『この業界を選んでよかった』となるよう、逆に『イメージと違ったから辞めておこう』とならないためにもこの記事を読んでいただけると嬉しいです。
では介護の仕事のメリットもデメリットも惜しみなくお伝えしていきます(^-^)
目次
介護の仕事は大変で危険?
「介護の仕事には体力が必要なのか?」
「危険なことがあるのか?」
正直なところ、両者ともにかなりあります。
利用者さんを支えたり持ち上げたりして介助するため、体力が必要です。
それをきっかけに腰を痛めてしまう方もおられます。
そうならないように、介助技術をあげる努力が必要になってきます。また無理をせず助けを呼ぶことなども必要です。
腰痛予防の研修であったり、助けを呼びやすい環境、良好な人間関係などは重要になってきますので、就職する前にしっかりとリサーチしておきたいところです。
危険の面では、利用者さんから危害を加えられる危険も多少ならずともあります。
例えば認知症の方から叩かれる、唾を吐かれる等はよく見られる場面です。
また利用者さんからハラスメントを受ける可能性もあります。
それらの対応の仕方の研修をしっかりしている、または上長に報告ししっかり対応してくれる施設でなければしんどいかもしれません…。
介護の仕事は、利用者さんを守りつつも、自分も守らないといけない仕事でうす。
介護の仕事は給料は低い?
仕事をするうえで、重要なのはやっぱり給料です。
給料の目安は下記のようになります。
今この業界はかなり人手不足で、政府も処遇の改善に本腰を入れています。
介護保険の改正ごとに給料がUPし、今後もまだ上がっていくと予想できます。
元々が低すぎたのもありますけどね…。
リーダークラスになれば、年収450万円~500万円ぐらいは可能になります。
もし、他の介護職よりももっと給料を上げたいと思われる方はこちらの記事をどうぞ【介護職の給与とキャリア【転職と資格の取得がおすすめ】】
介護の仕事は人間関係の構築が大変?
介護職は対利用者さん、ご家族、ケマネージャー、スタッフなど常に人と関わる仕事です。
その分、他の職種や業界の仕事よりも人間関係に苦労する可能性があるかもしれません。
会社の雰囲気や人間関係は、そこのトップの人柄や考え、行動力により変わります。
面接のときはトップの方とよくお話しすることをお勧めします。
介護のやりがい
感謝される仕事
介護を受けた方やその家族から直接「ありがとう」や「助かったよ」など、感謝の気持ちを聞くことができたときに大きなやりがいを感じることができます。
他人から感謝される仕事って世の中にあまりないですよね。
やっぱり感謝される仕事って心が豊かになります。
在宅へ復帰するという目標に携わることができる
介護保険法の目的は、「有する能力に応じ、自立した日常生活を支援」。
そのため、利用者さんが自立した(できるようになった)ことにやりがいを覚える方もいらっしゃいます。
利用者さんの中にはこれまでできなかったことが、できるようになったり、意欲が増して元気を取り戻したりする方も少なくありません。
この成果は利用者さんの努力に加えて、介護職の献身的な介護の結果として喜びを共有することができます。
性別や年齢に関係なく一体感を持って働ける
介護職はたくさんのスタッフがチームとなって仕事します。
そのため、それぞれの良さを発揮しながら利用者さんやご家族を支援し、お互いにチームとして足りない部分を補ったり助け合ったりしながら働くことができます。
年齢や性別関係なく協力して仕事にあたれる点も、やりがいを感じられるポイントの一つと言えます。
介護に仕事のメリット
思いやりや優しさなどを活かせる
介護職は、一人の利用者さんの食事・入浴など身の回りのサポートから心身のケアまで行います。
介護を受ける人達の気持ちを汲み取ることのできる思いやりや、相手の個性を受け入れることができる優しさは、そのまま仕事をするうえでも大きな魅力となるでしょう。
人と関わるのが好きで、思いやりを大切にしたいと考えている人は、その人柄が十分に活かせる仕事です。
性別や年齢関係なく働きやすい
実際に介護の現場で働く人の年齢層は幅広く、20代~60代さらには70代でも心身ともに健康であれば仕事をすることが可能です。
女性の職場という印象が強いですが、実際は男性も多く、若い世代の参入も増えてきています。
職場の特徴により、仕事内容や勤務時間は変わるため、育児や家事と両立しながら仕事をしたい人も自分に適した職場を見つけやすいと思います。
施設や事業所の役割と特徴についてよく知り、勤務時間や仕事内容と照らし合わせると、自分に合った職場を見つけることができるかもしれません。
介護職は職を失うリスクが低い
日本は高齢化がすすみ、ますます介護職の需要の高まりが考えられます。
今後介護士はどこにいても必要とされる存在であると言っても過言ではありません。
今後、職を失う可能性がほぼない将来性のある仕事で、職を失うリスクがとても低いです。
これから介護士になるならどんな未来になるの?
資格と経験を積めば、どんどんキャリアアップできるのが介護の仕事です。
もし、今から介護の仕事をはじめたら、どのような道に進めるのでしょうか。
介護の資格にはステップアップとして、
1、初任者研修
2、実務者研修
3、介護福祉士
となります。
介護福祉士は国家資格となり、この資格を取ることによってキャリアの幅が広がります。
例えば、施設によっては【生活相談員】という役割に付けることができます。
また経験を積むことでケアマネージャ―の受験資格も持つことができます。
資格については以下のブログを書いています。参考にしてみてください。
初任者研修について具体的に知りたい方はことらの記事をどうぞ【介護士・介護福祉士の基礎的研修【初任者研修は必要?】】
実務者研修について具体的に知りたい方はこちらの記事をどうぞ【介護士・介護福祉士は必見!【実務者研修とは・受講の必要はあるの?】】
介護福祉士を目指すまでのルートについて知りたい方はこちらの記事をどうぞ【介護士として必須!?介護福祉士受験資格【国家資格】】
おわりに
介護の仕事では、最初は大変なことも多いと思います。
それでも、経験を積み資格を取得していけば、やりがいもあるし給与もそれなりにもらえます。
デメリット以上にメリットが多いのがこの仕事です。
・自分のライフスタイルに合わせて仕事ができる
・キャリアアップを目指せる
・将来性がある
・資格を使った仕事であるため職がなくなることがない
・自分に合った施設で働くことができる
最終的には施設で管理職になるだけでなく、ケアマネジャーや介護用品の会社立ち上げなどさまざまなキャリアを描ける仕事です。
「障害者支援にまわりたい」「介護を通して地方創生を考えたい」などの未来を描いている方もおられます。
もし迷われているなら是非一度、この業界で働いてみることをおすすめします(^-^)
補足ですが、厚労省の資料によると、離職した介護職の方へ再就職準備金というものを受け取ることができます。
興味のある方はこちらのサイトをご覧ください。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。
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