こんにちは、すきマッチです。
今回は「派遣介護士」について書いていきたいと思います。
派遣介護士は、
時給が高い
定時で上がれる
人間関係に悩まなくてよい
などたくさんのメリットがあります。
当然デメリットもありますが、あなたのリズムに合った働き方ができるかもしれません。
以前働いていた会社で、派遣介護士がよく来てくださっていたので生の声もお届けしながら解説していきます。
あなたの今後の働き方の参考になれば幸いです。
転職についてまとめた記事です。
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目次
派遣と直接雇用の違い
まずは、派遣介護士と直接雇用の違いを解説していきます。
契約期間
派遣介護士と直接雇用には、契約期間の違いがあります。
派遣は有期雇用です。
1か月、3か月などあらかじめ契約期間を決めて働きます。
最長で3年間同じ職場で働くことができますが、それは派遣介護士と派遣先(施設側)の両方の同意があった時です。
どちらかが「契約更新はしない」となった場合はそこで契約終了になります。
直接雇用でも有期雇用はありますが、双方ともに「契約終了」しにくいのが本当のところです。
契約終了するとして、
介護士側は、「人手がいないのに私がいなくなったら」「同僚にどう思われるか」など悩むこともあるでしょう。
施設側も「スタッフへの説明」「士気の低下」などデメリットが多いです。
そんな悩みを「契約期間」で済ますことができます。
これは、派遣先にとっても派遣介護士にとってもメリットの方が大きいでしょう。
雇用主の違い
派遣介護士は、「派遣会社」が雇用主です。
派遣会社と雇用契約を結び、「派遣会社のスタッフ」として介護施設などに派遣されます。
ですので、時給や勤務時間などの労働条件は派遣会社との雇用契約で決められています。
そのため、施設側は「派遣会社との雇用契約」にない仕事をさせることはできません。
残業や夜勤、出社時間などはすべて派遣会社によって守られます。
派遣介護士のメリット
では、派遣介護士のメリットを5つ生の声を交えながら解説していきます。
メモ
1残業がない
2時給がいい
3職場探しがラク
4転職しやすい
5派遣から正社員
1残業がない
メリットは、雇用条件を派遣会社と決めることができることで、残業含む休日や勤務時間、夜勤の有無なども自由に決めることができます。
ただし、あまり自由すぎると条件がある派遣先が見つからないのでほどほどに。
基本的に、施設側は契約以外の仕事をさせることはできません。
正社員だとありがちな、急な残業や休日の出勤要請にもこたえる必要がありません。
逆に、派遣会社を通さずに勝手に残業したり勤務を増やすこともできないので注意してください。
定時になれば帰ることができますし、急な出勤要請もありません。
プライベートを大切にしたい人にはお勧めの雇用形態であると言えます。
以前働いていた事業所の派遣さんは
「気兼ねなく定時にあがれるのはりがたい」
「懇親会や勉強会に参加しなくていいのは助かる」
など、時間の拘束が勤務時間だけなことをメリットとして話していました。
2時給がいい
はじめに言っておきますが、ある程度の地域差はあります。
求人を見ていただければ、介護福祉士の時給は1.100円前後でしょう。(私は神戸市)
しかし、派遣介護士の時給の相場は1.400円前後でも普通にあります。
地域の平均時給より100円から300円ぐらい高い相場になっています。
これは魅力的ですね。
当然、8時間以上の「時間外労働」と夜勤では22時以降に「深夜労働」として、25%割増賃金がきっちりと支払われます。
残業や夜勤をすることで、しっかりと賃金も支払われるので安心して稼ぐことができます。
施設側も賃金が高くなるのですが、メリットとして「すぐに職員を補完できる」ということでバランスが取れているということでしょう。
3職場探しがラク
派遣会社に登録すれば、職場探しから入職条件の調整・手続きまですべて行ってもらえます。
普通に就職活動をしようとすると
・求人を探す
・履歴書・職務経歴の作成
・面接
・条件の交渉
・入職後の手続き
を自分でしなければなりません。
1つ目で決まれば条件は変わらないかもしれませんが、採用されなかったりすぐに職場を変わる必要が出た時にはまた1から自分で行わなければなりません。
派遣会社に登録すると、あなたの希望を伝えるだけでその他の調整はすべて派遣会社が行ってくれます。
入職するときもラクですが、退職するときもすべて派遣会社が伝えて処理をしてくれるので助かるでしょう。
めんどくさい事が嫌な人にはぴったりかもしれません。
4転職しやすい
介護施設はいい施設ばかりではありません。
事業所自体に問題があったり、同僚に問題があったりなど様々な残念なケースがありえます。
これらを我慢して働き続けるのは結構ストレスになります。
派遣介護士であれば「契約更新しない」とうことで角が立たずに辞めることができます。
人間関係のトラブルが多いと言われる介護の現場では結構大きなメリットだと思います。
実際に、「人間関係を気にしなくていいから派遣なんです」という人は結構多いと思います。
あとは、介護士としてのキャリアを考えたうえでたくさんの職場を経験することができることもメリットでしょう。
同じ法人での他事業所への異動などよりも気楽である点はいいと言えます。
5派遣から正社員
契約期間を満了してその後、正社員で雇用してもらえるということも良くある話です。
施設側からしても、1から採用するよりどんな人かわかっている、人件費も派遣会社にいた時よりも抑えられるなどの側面からありがたい話です。
こればっかりは双方の合意が必要なので、あなたの希望通りにいくとは限りません。
しかし、双方にとってメリットのある話なのであなたが「ここで働きたい」と感じた職場があればそういった話をしてみるのもいいかもしれません。
※これについてはさすがに派遣会社はどうもしてくれません。むしろ「あなた」という介護士を失うのでいい顔をしないでしょう。
その他のメリット
その他のメリットとしては、会議や担当(当番)のようなものに参加しなくていい。
イベントや行事にも参加しなくてもいい、というように様々な責任を感じる必要がありません。
介護外の業務を極力したくない方にもいいかもしれません。
派遣介護士のデメリット
派遣介護士のデメリットは大きく3つです。
メモ
賞与がない
直接雇用のスタッフと壁がある
良くも悪くも契約期間がある
それでは解説していきます。
賞与がない
派遣介護士には基本的に賞与はありません。
2020年の派遣法改正で、同一の仕事であれば雇用形態によって待遇に差をつけてはいけない、というガイドラインが出ていますが現状は派遣社員に賞与を支給するケースは少ないです。
時給が高いため、仕方ないと言えばそれまでですが、賞与の時期には憂鬱な気分になるでしょう。
現場では直接雇用のスタッフと同じ仕事を求められるので不満かもしれませんが、そのあたりは理解して派遣を選びましょう。
直接雇用のスタッフと壁がある
メリットで話しましたが、業務の責任を負わなくてよい事や期間が決まっていることから、他のスタッフで仲良くなりにくいことが多いようです。
逆にとらえればメリットにもなりえますが、しんどい人もいるかもしれません。
そもそも人間関係が苦手であったり、人間関係を面倒と思う人にはいいでしょう。
良くも悪くも雇用期間がある
メリットでもあげましたが、職場環境や人間関係で悩んでしまう場合はいいでしょうが、反対にいい職場でも自分の意思だけでは続けることができないことです。
他の全てのメリットにも言えることですが、反対のデメリットにもなりえるものが多いように感じます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
派遣介護士のメリットとデメリットを解説してみました。
メリット・デメリットともに人によってどちらにもなりえるものです。
あなたがどんな働き方をしたいのか、をじっくりと考えることで「派遣介護士」という働き方も一つの選択肢として考えてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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