高齢者の健康

背中が曲がった方の多くは、実は○○骨折が原因!○○骨折をしっかり理解しよう!

背中が曲がった方の多くは、実は○○骨折が原因!○○骨折をしっかり理解しよう!

こんにちは、すきマッチです。

 

あなたの友人やご家族で背骨の圧迫骨折を受傷された方がいますか?

 

介護職として働いているとよく耳にしますよね。

 

では、圧迫骨折についての知識と日常生活で気をつけたほうがいいことについて書きたいと思います。

 

記事を参考に、受傷後の方への対応、受傷しないための対応を考えていただけたらと思います。

 

圧迫骨折とは

 

高齢者

 

簡単に言うと、背骨の部分の骨折です。

 

腰には腰椎5個、その上に胸椎12個の骨があります。

 

そしてそれらが衝撃によりつぶれてしまうことを圧迫骨折と言います。

 

つぶれ方により変形の名前がありますが、前がつぶれることが一般的に多いです。

 

原因で一番多いのがしりもち

お尻からドスンと落ちることで背骨に衝撃が加わり骨がつぶれるイメージです。

 

そして特に女性の方がなりやすい。

 

理由は骨密度にあります。

 

女性の場合、年齢がある程度までいくと男性よりも圧倒的に骨密度が低下します。

 

その原因は女性ホルモンにありますが、詳しい説明はここでは割愛させていただきます。

 

骨粗鬆症が重度な方は、骨がスカスカになっているので、「くしゃみの衝撃」や「知らないうちに」圧迫骨折になっている方もいらっしゃいます。

 

なので定期的な骨密度の検査は非常に重要になります。

 

圧迫骨折してしまったら

しりもちをついて、腰が痛かったら圧迫骨折を疑い病院に行き受診しましょう。

 

圧迫骨折の急性期は『安静』が非常に重要になってきます。

 

骨が潰れた状態で、

 

・体を前に曲げる

・体を後ろに反る

・体をひねる

 

等の動作をするとさらに潰れてしまいます。

 

上記の動作に気を付けていたとしても、そのままつぶれた骨を放置しておくとさらにつぶれてしまうというデータもあります。

 

急性期を過ぎても圧迫骨折になった方は、動かさないことが重要なため、コルセットをつけることが多いです。

 

コルセットについて

大きいものになると鎖骨から骨盤当たりになります。

 

お医者さんに聞くと3か月の装着が目安。

 

3か月というのは骨が、甲地っと固まるまでの期間。

 

コルセットは「こわいから」と必要以上に長くつけるとお腹周り、背中周りの筋肉が落ちてしまいます。

 

お医者さんの指示に従い、「外してもいいですよ」と言われたら多少痛みがあっても外してしまいましょう。

 

お医者さんから「3か月は絶対コルセットをしなさい」と指示があっても、暑い、つけるのがめんどくさい、そもそもいやだ、と言って付けない人もおられます。

 

つけないとどうなるかというと

 

骨がさらにつぶれます。

 

もしかしたら痛みがないかもしれませんが、どんどんつぶれていき最終的に痛みが出てきます。

 

コルセットをつける指示があれば絶対につけるべきです。

 

歩くことに関しては、コルセットをつけていても何も持たずに歩いていると腰への負担は強いです。

 

杖は体重を支える効果は低いため、肘置き歩行器などを使い受傷直後は負担をかけないようにしましょう。

 

というころでコルセットは3か月で外せるので、頑張って耐えましょう!

 

圧迫骨折後のリハビリ

「圧迫骨折の急性期は『安静』が非常に重要」と言いましたが、リハビリは必要です。

 

高齢者は安静で寝たきりになると廃用性症候群(筋力が落ちたり関節の動きが悪くなる)になります。

 

廃用症候群は陥りやすくそして非常に怖いです。

 

廃用症候群について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞご覧ください。

 

介護に携わる方が知らないと危険!【ひどい時は命に関わる廃用症候群を知っていますか?】

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急性期のリハビリは腰を鍛えたり歩く練習は難しいですが、足を動かす、腕を動かすことが重要です。

 

圧迫骨折を防ぐ、再発を防ぐ筋力トレーニング

圧壊を止めるには、背中の筋肉を鍛えることが重要となります。

 

ゴムチューブで鍛える方法

両手で引っ張りながらしっかり持ち、

肩ぐらいの高さまで上げる、

それを繰り返す。

 

注意点は、

肘を曲げない、

背中ををそらない、

肩幅で上げる 開かない、

 

です。

 

座ってやってもOKです。

 

その場合は、しっかりと背中の筋肉を動かすイメージでしましょう。

 

日常生活できをつけること

しりもちが原因として多いといいましたが、

 

つぶれた骨は密度が高まり固くなります。

 

上下の骨はスカスカだとしたら、しりもち等をついた時にカチカチの骨に当たりつぶれやすくなる

 

圧迫骨折は再発率が高い

圧迫骨折は非常に再発率が高いです。

 

対策が重要になります。

 

しりもちをつくなというのは難しいかもしれないですが、

 

・足腰を鍛えてバランスをよくする

・固い椅子に座らない(クッション等を敷く)

・受傷直後は安静にし、動かせるところは動かす

・痛みが治まってから動きの練習

・コルセットはなるべく使うべき

・椅子を使い、床での生活を避けるようにする

(立位から座る距離を減らすことで腰への負担を減らせます)

 

など、できることは意識していきましょう。

 

おわりに

圧迫骨折は受傷した直後だけの問題ではなく、3か月6か月と長いスパンで付き合うものです。

 

背中が曲がってしまってからでは手遅れです。

 

今のうちに知識をしっかり入れておき、圧迫骨折にならないための備え、そしてなってしまってからの対応を覚えておきましょう。

 

では最後に、「骨折ではないけれど腰痛がひどい」という方や、「骨折は治ったけど腰痛がひどいという方」へ、

 

姿勢の評価の仕方、硬い筋肉のほぐし方などについて述べている動画を張っておきます。

 

よかったらこちらをご覧ください。【理学療法士による腰痛のチェックとストレッチ紹介】

 

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

ここからは宣伝です。

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