介護業界による転職で、やっておかないと失敗してしまう3つのこと【プロから聞いた転職の必須項目】

こんにちは、すきマッチです。

介護職が転職をする前にやっておくべきことは３つだけです。

この記事を読んで、転職の準備をしてください。

転職を考えている方で、何からしていいのかわからない方がいるかもしれません。

やみくもに職探しをしてもいい職場に巡り合える可能性は高くなりません

そこで、転職エージェントのプロから聞いた「転職をする前にやっておくべきこと３つ」を書いていきます。

私自身２度目の転職時に実践したことです。

この記事を読んだ後の皆さんの行動が転職を成功させる１歩になることを願っています。

私の実体験も載せておきますので、参考になれば！

↓転職で知っておくべきことの記事

【転職する前にやっておくべきこと３つ】

早速挙げていきましょう。

○なぜ転職をしたいのか？を考える

あなたは今現在、介護職をしていて、

重労働の毎日で身体的にきつい

人間関係が悪く精神的にきつい

先を考えた時に今のままでいいのかな？

などなど、いろいろと考えることはあると思います。

しかし、「辞めたい」から辞めて転職というのも計画性がなさ過ぎて先行きが不安です。

そこで、なぜ転職をしたいかを考えることが重要だと考えます。

仮に、身体的にきつい、精神的にきついという理由で転職をしたとしても、新しい職場でも最初は業務を覚えること、人間関係を１から築いていくことが待っています。

新しい職場というのは慣れるまでそれなりに「きつい」ことが多いです。

それに比べると、転職せずに今の職場を改善する方が結果的に良かったなんてこともあると思います。

なぜ転職をしたいかを考えることで、今の自分が何に不満やストレス等を感じているか知ることができます。

そこから少し先のことを考えることで、転職先の条件、転職すべきか否かを決断することができます。

転職は一つの手段であって、今の職場のストレスからすべて解放してくれる魔法ではありません。

転職を考える理由は人それぞれだと思います。ですので、理由を理解しておくことが転職の成功のキーワードになってきます。

私の場合は、2社目のデイサービスで副主任兼相談員として働いていた時に、提供しているサービスの専門性について疑問を持ったことが転職を考えるきっかけになりました。

勉強会もなければ、研修に派遣されることもなく、法改正のたびにデイサービスの減算が続く中、看護師以外の専門職もおらず加算もほとんど算定していませんでした。

給与や人間関係は特に問題なく働けていましたが、今後の自分自身のキャリアを考えると「このままじゃずい」と思い転職を考えるようになりました。

それでも独自に調べてきたことで勉強会を開催したり、提供サービスも工夫して利用者満足度を上げる努力をしてきたつもりでしたが、一人でやってる感が強くなり、最終的にばかばかしくなって転職を強く決意しました。

私の場合は、法人が大きく、加算を新たに算定する、人員に専門職を入れるといった大きな変化は中々通らず、通所部門に力を入れていなかったので自分自身ではどうしようもないと判断しました。

今となってはその決断が吉と出て、現在の充実した毎日に繋がっています。

○業界内の求人をリサーチ

転職をする前にやっておくべきこと２つ目は、転職サイトや求人雑誌、同業の友人などから情報を得ましょう。

転職の理由がはっきりしているのなら、それをクリアする条件があるのかどうかに焦点を当てるといいでしょう。

友人からの情報で気を付けておきたいのは、友人の話は、友人の「主観」での話になるので、しっかりと事実を認識して話を聞きましょう。

例えば、職場の雰囲気がいいといっても、あなたと友人の性格は違いますし友人の職場での立場でも変わることです。

具体的にどんな雰囲気なのか、今のあなたの職場との違いは、上司会社の性格や方針は、など具体的に聞くことで他の職場のことが知れたりします。

他にも、給料が安いといっても、友人が安いと思っていても実際は平均ぐらい貰えてたりします。

お金の話はしにくいかもしれませんが、基本給や時給などは聞いておいて損はないかもしれません。

話がそれましたが、リサーチと言っても何をすればいいの？と思われるかもしれません。

まずは、自分好みの求人を探していろいろと見て回るだけでも十分です。

見て回るうちに給与や福利厚生、仕事内容や条件などを今の職場と比べることができると思います。

もしかしたら今の職場の条件はかなりいいかもしれません。なんて発見があるかもしれません。

あとは求人の頻度といいますか、ずっと残っている求人は注意してください。

介護業界自体が求人倍率4倍を超える慢性的な人手不足というのもありますが、残っている求人というのは

可能性があります。

さらに来るもの拒まず、採用されやすいのでやっかいです。

定着しない職場は、新入職員への教育環境もよくなく、残っているスタッフにしわ寄せがいくことが多くなります。

評判が良くない事業所は、今よりもきついことが待っている可能性が大いにあります。

「この求人ずっと出ているな」

なんて思ったときは敬遠してもいいかもしれません。

転職でのキャリアアップを考えている場合は、資格や給与を見るのがいいでしょう。

介護職から相談員やケアマネ・管理職、無資格から初任者研修・実務者研修・介護福祉士と明確なステップがあります。

資格手当や役職手当がつきますし、基本給も変わってきます。

提供するサービスで仕事内容や必要資格も若干変わってきますので、そのあたりの勉強をするのもいいでしょう。

例えば、デイサービスと特養やグループホームのような施設系の職場では勤務形態、送迎や夜勤の有無などの違いがあります。

相談員役や管理職でも違いがありますので、そのあたりの業務内容や必要資格をリサーチするのもかなりおススメです。

介護職のキャリア・給与アップには資格取得が一番の近道です。時間や費用の掛かる資格があったりするので長い目で見てたくさんの情報を調べておくのは、あなたの今後のキャリアにおいて重要になってきます。

〇自分自身を知る

最後に自分自身を知る。ことです。

よく介護に向いている向いていない、なんて話を聞くことがあります。

向いてないのになぜ介護の仕事を続けられるのか？利用者様や他の同僚に失礼なので辞めてくれ。と思いながら人手不足の中そんなスタッフと働いたこともあります。

向いていないなら、なぜ向いていないと思うのか、改善することが可能なのか、を考えるべきであり、向いていないと思ったまま働くことは違うと思います。

介護は無資格で始めることができます。

無資格で始められる仕事のわりに給与が良かったりします。

なので、生活のため、給与もいいからなんとなく働き始める方が多い業界であると思います。

だからこそ、働くからには自分自身が楽しく働くことが重要と考えます。

さて自分自身を知る、本題ですが、最初に考えた、なぜ転職をしたいのか？にも関係してきます。

今後どんな仕事をしていきたいのか？職選びや取得すべき資格も変わってきます。

自分の業務の得意不得意、人間関係の得意不得意を知る。

人前で話が苦手な人がデイサービスでレクリエーションをするのはきついです。

腰痛持ちの方が重度の方の多い施設で働くことも移乗や介助が多くきついことが多いです。

人間関係に関しては入職して初めて見えてくる部分も多いですが、自分の苦手なタイプを把握しておくことは自分を守ることにつながります。

得意な業務を把握しておくことも転職後のステップアップには欠かせません。

転職後に以前の職場のことを出しすぎるのはよくありませんが、得意だったことはアピールしておきましょう。

自分のモチベーションの源を知る。

人によっては給与、やりがい、利用者様の笑顔などいろいろなモチベーションがあります。

給与を上げたい人が、その他の条件が揃っている職場で働いたとしても給与が上がらないのでは持続的に頑張れません。

モチベーションの上がらない環境で仕事を続けるのはつらいことです。

などなど、自己覚知をすることをお勧めします。

まとめ

いかがだったでしょうか？

私が思う「転職前にやっておくべきこと３つ」でした。

他にもあるだろ！なんて声も聞こえてきそうですが、試していただけると幸いです。

どれも隙間時間でちょいちょいできますし、あえて時間を取ってやっていただいてもいいかと思います。

皆さんの転職がうまくいくことを願っています。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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