私は現在、介護の業界に入って約12年目になります。

元々介護に向いていたのか、天職と思えるぐらいに楽しい毎日を送っています。

しんどいと思うことも、やってられないと思うことも多々ありますが、それ以上の魅力が介護にあるのは間違いないです。

今回はそんな私が介護を始めたきっかけを中心に書いていこうと思います。

まずは簡単な経歴ですが、

• 高校までバスケットしかしておらず、かと言って大学出まで続ける気もなく（上には上がいることを思い知ったため）、
  センター試験を受けずに入れる大学を探して入学する
  特に将来の目標などもなく、社長になるには経営学が必要だなと、経済学部経営学科に入学する
  4回生時には1年間休学をして夢の1つでもある世界一周旅行を経験
•  新卒で、病院系のデイサービスにフルタイムのパートで入職
  1年後にヘルパー2級（当時）現在の初任者研修を受け、正社員になる
  東日本大震災のボランティアとして派遣（これが原因で退職）
  三年勤めて退職
• 社会福祉法人のデイサービスに転職しました。
  半年ほどで先任が退職し、副主任となる
  社会福祉主事を取得し、生活相談員として勤務する
  介護職を始めて3年が経過し、介護福祉士を取得
  ここも三年で退職しました。
• 現在の医療法人系列のデイサービスに入職しました。
  課長補佐（副主任）、生活相談員となる
  介護を始めて9年目に社会福祉士を取得する

現在に至る。現在勤務6年目です。

ほんとに簡単な感じですが、こんな感じです。

別の記事で理由も書きますが、はじめの2つの職場は約3年で退職しています。基本的に何でも続けることが得意なほうだと思うので、
それなりの理由があって退職しています。

不思議なのが、かといって介護自体をやめようと思ったことはないのです。

私が介護職を始めたきっかけ

小学生からバスケットをしていて高校までは明けても暮れてもバスケット漬けの毎日でした。

高校では才能による差を思い知り、大学からはやりたいことをやろうと「経験するために」に入学しました。

大学では、思いつく限りの遊びを経験し、お金のかかる遊び、かからない遊び、とにかく「経験」しました。

時には、ネズミ講のような遊戯施設の勧誘をしてくる友人に付き合って、話を聞きに行ったこともありました。

がんが治る肥料？のセミナーのように怪しいものや学生向けの無料セミナーなどにもよく出かけていました。

全ての経験から住んでいた世界の小ささを知ると同時に、自分がやりたいこと、楽しいと感じることは何なのか探し続けていました。

そんな私が介護の仕事に就いたきっかけは、世界一周旅行の経験からお年寄りの老後に興味を持ったことが始まりでした。

どこの国でもリスペクトを得ている日本人。

そのイメージを世界で築き上げてきた現在の高齢者は日本という国で幸せな老後を過ごせているだろうか？
激動の時代を生きた分、労われているだろうか？と漠然と疑問を持ちました。

そこで単純ながら、人生の先輩たちに少しでも恩返しをしようと高齢者や福祉の世界に飛び込むことを決めたのでした。

経済学部に所属していた私には福祉の知識がなく、ただ「夜勤が嫌」ということでデイサービスに勤務することになりました。

現在は、3つ目のデイサービスに勤務しながら、生活相談員として管理職として勤務しています。

今思えば、高校時代の恩師に言っていただいた

「お前は敵（対戦相手）をやっつけようとする気持ちが強すぎて、誤解されることがあると思うけど、後輩やチームメイトは守ろうとしとった。弱いものを守るような仕事があればな。」

この言葉が現実になり、やっぱりよく観ていてくれてたんだな。と感じます。

まとめ

今回は私が介護を始めたきっかけについて書かせていただきました。

介護を志したきっかけになった考えの答えははっきりとは出ていませんが、

今現在関わっている利用者様には少なからず笑顔を提供できていると思います。

日々、制度の中でなにができるのか、模索と勉強の毎日です。

この記事を読んでくださる皆様の中には、

今、介護職を目指そうか迷っている方

介護職から転職を迷っている方

他の人がどんなきっかけで介護を始めたのか知りたい方

など様々な方がいらっしゃると思います。

介護は楽しいですが、きつい面もあります。他の仕事をしたことがないので、比べることはできませんが・・・

なにを介護職の専門性と呼ぶのか迷うことも多々あります。

ですが、やりがいのある仕事には違いありません。

ありきたりですが、こんなに面と向かって

“ありがとう”

と言ってもらえることはそうないと思います。

介護は３K（きつい・汚い・危険）と言われ給料も少ないと言われますが、

実際、半分は当たっていますが、半分はそんなことないと感じています。

今後はそのあたりにも言及していける記事を書いていけたらと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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