こんにちは、すきマッチです。
介護現場はスタッフ同士の協力が必須です。
助け合わないと良いケアを提供することはできません。
でも同じ箱の中で数人が働くと、必ずと言っていいほど不仲なスタッフはいます。
では、そんなギクシャクしたスタッフ同士、どうすればいいかまとめてみました。
もしこのような問題でお悩みなら参考にしてみてください。
目次
上司と部下が不仲な場合
こんな場合は上司が考え方を変える必要があります。
上司から見て部下に"イラッ"としていまう主な原因は、
- 頼んだ仕事ができない
- ミスが多い
- 周囲からの評判が悪い
- 注意しても改善しない
- 報連相がない
などといった「部下に対する不満」が多いと思います。
そんな不満を軽減できる方法を2つご紹介します。
「あの人はできない」「あの人は苦手」などを決めつけない
部下にネガティブなレッテルを貼ってしまうと、出来ないところばかりに目が行き、どんどん距離ができてしまいます。
そんな人でも必ず良いところはあります。
例えば「ミスは多いけど、人一倍動く」「頼んだ仕事を優先しないけど、ご利用者への接し方は丁寧」など。
「そんなところもあるけど、実はこんな良いところもある」と考えて、1日一つでもいいので、部下の「良いところ」を探すようにしましょう。
そうすると接し方が変わり、部下の見方も変わってきます。
指導は前向きに、一緒に考える姿勢&肯定的な言葉で
上司が指導の際は、部下を「できない」「理解してもらえない」「言ったところで改善しない」と見なすのではなく、
「どうしたら相手が理解できるか」「どう伝えたら改善してもらえるだろうか」に重点を置いて、前向きな言葉で伝えるようにする必要があります。
言い方も非常に大事です。
私がおススメするのは"I(アイ)メッセージ"を使うことです。
反対は"YOU(ユー)メッセージ"です。
Iメッセージは主語が"私"でYOUメッセージは主語が"あなた"です。
例えば、書類の出しっぱなしを改善してほしいとき、
「出した書類は戻しなさい!」
この言い方だと「出した書類を戻さないあなたはダメな人だ」と伝わります。
それをIメッセージに変えるとこうなります。
「出した書類を戻してもらえると、私は安心できます」
この言い方だと、あくまで自分の気持ちや感情を述べているに過ぎません。
相手を責めることもありません。
相手にしてみれば、命令されているわけではないので、選択権が残されています。
そのまま、書類を放っといてもいいし、片付けてもいいし、相手次第です。
でも多くの人は、命令されたわけではないのに、片付けようという気が起きます。
"I(アイ)メッセージ、YOU(ユー)メッセージ"についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
介護・医療業界「スタッフの人間関係の問題」はこれで良くなる! ~アドラー心理学の視点から考える~
-
参考介護・医療業界「スタッフの人間関係の問題」はこれで良くなる! ~アドラー心理学の視点から考える~
こんにちは、すきマッチです。 人手不足の時代、未だに介護・医療業界は離職率が高く、離職理由のトップは「職場の人間関係」です。 私は以前の職場で、理事長から「アドラー心理学」 ...
続きを見る
これで初めて、部下は「聞く姿勢」ができます。
苦手なところや出来ないところをどうしたらできるようになるか、前向きに一緒に考えるという視点で始めてください。
部下に対する感謝の気持ち、自ら率先してやっている姿を見せましょう。
また部下は普段から上司の言動を見ています。
「言うだけで自分はやらない」「高圧的」「清潔感がない」などの理由から、部下が上司に対して苦手意識を持つこともあります。
見られているという意識をもって行動し、自分の言動を客観的に見直すことも需要です。
同僚同士の場合
上司と部下のケースと同様に、さまざまな感情があります。
相手を苦手だと感じるきっかけの多くは、自分が求めていることと違う感覚があったときや、価値観の違いを感じたときです。
例えば「あの発言はおかしいでしょ」「普通はあんな言い方しないよね」などでしょうか。
それがだんだんエスカレートしていくと、「苦手」から「嫌い」に変わっていきます。
まずは相手の言うことを受け止める努力をしてみましょう。
すべての人が自分と同じではないという考えを基本とし、相手の言うことを「そういう考えもあるよね」と受け止めるようにします。
また、相手を理解しようと努めることも必要です。
一緒に昼食をとるなどともに過ごしてみる中で、自分のイメージと違う相手の姿が見えてくることがあります。
とてもしんどいとは思いますが、もしその相手に対して指摘し合える関係性を望むなら、相手を理解し距離感を縮める努力をしなければいけません。
距離感が遠い状態で指摘すると、さらに距離感は遠くなりギクシャクしてしまいます。
他には、仕事のやり方の違いに困っているときもあります。
そんな時は上司に相談し、再度手順を統一してもらうようにしましょう。
NG対応はこの3点です。
- 相手のやり方・考えを否定する
- 頭ごなしに「違う」と感情的になる
- 無理に相手に合わそうとする
無理に相手に合わそうとすると自分自身がだんだんと疲れてきて、ストレスが溜まっていきます。
それでも、もしだめだったら…
職場は仕事をする場所と割り切りましょう。
無理に仲良くなろうとする必要はありません。
陣減関係には、「2:6:2の法則」があります。
どんな人でも2割の人のは好かれ、6割の人は中間、残りの2割の人には嫌われるというものです。
「自分だけじゃないんだ」と考え、気持ちを楽に持つようにしましょう。
おわりに
いかがだったでしょうか。
あなたの悩みに少しでも役立つことができたでしょうか。
このブログは普段、介護施設向けの内容を書いています。
特に介護施設の必須研修の内容がメインです。
介護施設は必須研修が多いです。
ここでは別の研修ブログのせておきます。
研修の資料として是非使ってください。
わかりやすい!倫理及び法令遵守に関する研修/プライバシー保護の取り組みに関する研修【法定研修はこれでOK】
こちらもCHECK
-
わかりやすい!倫理及び法令遵守に関する研修/プライバシー保護の取り組みに関する研修【介護の法定研修は必須】
こんにちは、すきマッチです。 通所介護を運営する上で必要な「法定研修」があります。 これらの研修は必須です。 介護サービス情報公開総合サイトより ...
続きを見る
「他にも必須研修ってあったっけ?」という方のために各事業所の必須研修項目をのせています。
必要な方はこちらをどうぞ。
抜け出せない現状にストップ!【筆者推奨:転職サイトの紹介】
下記のブログ記事で筆者の推奨する転職サイトを5つ紹介しました!
【最新2024年版】介護転職サイト厳選TOP5/今より待遇の良く、未来のある職場に転職
実績・認知度・会社規模や求人数など、どれをとっても申し分のない転職サイトです。
転職サイト選びは「自分の転職の目的や、希望する条件と合致しているか」という点が問題です。
- もっと給料を上げたい
- 人間関係の良い職場で働きたい
- 子育て中でも働きやすい職場を見つけたい
- キャリアアップができる会社で働きたい
- 資格の補助が出るようなところを探したい
こんな方には是非読んでほしい記事です!
CHECK
-
【最新2024年版】介護転職サイト厳選TOP5/今より待遇の良く、未来のある職場に転職
こんにちは、すきマッチです。 転職サイトは、自分の転職目的や希望する雇用形態応じて使い分けると、よりよい求人に出会える可能性がUPするってご存じでしたか? 今 ...
続きを見る
「転職サイトを見比べるのはめんどくさい…」という方は、下記の転職サイト(かいご畑)1択です!
筆者の藤原は、転職して3年で前の職場より200万円近く年収が上がりました。
本気で転職を考えている方は今すぐクリックを!