こんにちは、すきマッチです。
通所介護(デイサービス)では身体拘束への取り組みがより厳しくなる可能性が出てきました。
以下、Joint介護ニュースの記事を一部抜粋した文です。
厚生労働省は来年度の介護報酬改定で、利用者の身体拘束の適正化を求めるサービスの範囲を拡大する。【Joint編集部】
訪問介護や訪問看護、通所介護、居宅介護支援などにも、身体拘束の原則禁止や記録の策定などを新たに義務付ける。
不当な身体拘束をなくす狙い。
今後、各サービスの運営基準の見直しに向けた準備を進める考え。
身体拘束の適正化に関するルールは、サービス種別によって強弱がある。
例えば施設系サービス、居住系サービス、多機能系サービスなどは運営基準で、
(1)利用者の生命・身体を保護するための緊急やむを得ない場合を除き、身体拘束を行ってはならない
(2)身体拘束を行う場合は、その態様、時間、利用者の心身の状況、緊急やむを得ない理由を記録しなければならない
などと定められている。
一方、訪問系サービスや通所系サービスなどにこうした決まりはない。
訪問系サービスや通所系サービスなどにも、上記(1)(2)の規定を設けたい意向を示した。
会合では日本看護協会の田母神裕美常任理事が、「身体拘束ゼロを目指すうえでは、管理的立場の職員の資質向上も重要。
多くの方が研修を受けられる機会の確保をお願いしたい」と要請した。
また、産業医科大学の松田晋哉教授は、「身体拘束の要因の1つに施設内での転倒などがある。転倒などは適切な体制でもどうしても起こってしまうもの。利用者・家族のそうした理解がないと、なかなか状況は良くならない。現場の声を踏まえ、国民的な理解を促す周知をしていくことも必要」と指摘した。
ソース記事:Joint介護ニュース
身体拘束について指針の設定や研修が義務化されている介護施設は、以下の4つの項目を整備しておく必要があります。
ポイント
① 身体拘束等を行う場合には、その態様及び時間、その際の利用者の心身の状況並びに緊急やむを得ない理由その他必要な事項を記録すること。
② 身体拘束等の適正化のための対策を検討する委員会を定期的に開催するとともに、その結果について、従業者に周知徹底を図ること。
③ 身体拘束等の適正化のための指針を整備すること。
④ 従業者に対し、身体拘束等の適正化のための研修を定期的に実施すること。
おそらくデイサービスでも同じような内容が義務化されることと考えられます。
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ぜひ、参考にしていただけるとうれしいです。
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