こんにちは、すきマッチです。
- やる気がない
- ボケ~っと立ってるだけ
- 積極性のない
- わからないことを聞いてこない
このような職員がいると、ほかの職員から不満の声が続出します。
こういった職員に対しどのように対処すればよいか、お伝えします。
御社の"人材教育"や"採用"の参考にしていただければ嬉しいです。
事例を紹介
よくありそうな2つの事例をご紹介します。
事例①
Aさんは自ら進んで業務を行うことが少なく、言われたことだけを淡々とこなしているだけ。
わからないことがあっても自分から先輩職員や他の職員に聞いてくることもあまりなく、やる気を持って業務に取り組んでいるようには見えない。
まわりの職員も最近は距離をとってあきらめムードになっており、業務をAさんに任せることを嫌がっている。
そのため、他の職員の業務量が増え、「Aさんは楽をしている」と不満が出ている。
事例②
Bさんは入社してもう3か月経つのにご利用者の名前も覚えていない。
「時間があったらご利用者とコミュニケーションをとってくださいね、コミュニケーションをとることで名前を覚えられますよ」と伝えても、ボケ~っと立ってることが多い。
そしてメモもとろうとしない。
そのくせ時間が来たら真っ先に帰ろうとする。
次第に誰も話しかけなくなった。
事例への対応策
先輩や他の職員に業務を聞けないのは、先輩や他の職員に聞きたくないのではなく、ただ"人に聞けない"という性格の人もいます。
仕事だけではなく、全てにおいて消極的な性格の方もおられます。
ただし、性格だから仕方ないとすませて業務に支障を来すようでは現場は困ります。
こんなケースでは"マンツーマン教育"を徹底するとよいかもしれません。
業務のことなどについて聞く相手を多数にするのではなく、一人にすることで聞きやすくし、
いつまでもダラダラと教育するのではなく、期間と目標を決めて実践します。
目標については、基本の基本、最低限ここま でやってくれればよいというところまでかなりレベルを落とします。
「今日1日で3人のご利用者とコミュニケーションをとり、その人の名前を確実に覚えること」などを第一段階の目標とします。
求めるレベルが高いと、できないギャップにストレスがかかります。
"誰でもできるレベル"を第一段階とし、この目標をクリアすることからスタートします。
目標を確実にクリアしていくことで、次第に自信 がつき、それに伴い少しずつ行動力もついてきます。
「あの職員は消極的だ!」と決めつけず、「あの行動は、性格や能力という側面も大きいのだろう」と考え教育方渾を変えてみましょう。
こまめに面談をし、段階的に目標を達成させ、行動力向上につなげます。
予防策
人手不足の介護業界では、とにかく人手がほしいという理由から、どうしても採用基準が緩くなる傾向があります。
またこの業界は中小企業が多く、余計に人員を雇っておく余裕がない為、「誰かが辞めるとすぐに代わりを入れる」という風習があります。
こんな様子をよく伺います。
今月中でフルタイムの職員が1人辞めるので1か月以内に誰か雇わないといけない。
すぐにハローワークに求人をだしたけど何の反応もない。
求人広告をお願いしても、お金だけかかってなかなか応募が来ない。
ビラを配ったり、説明会に出席したり、社用車に広告を張り付けたり必死に努力をし、
「やっときた!」と思っても変な人だったり…、すぐにやめてしまったり…。
もしかしたら採用の方法から考えた方がよいかもしれません。
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採用計画を立てるのも一つの方法です。
「当施設は統計の結果、毎年年間3人は退職するので今年度も3人採用しよう」と前もって採用してしまうのも一つの手です。
余裕をもって採用することで、良い人材を見極めることができます。
他の方法として、面接の後に職場体験をしてもらうという方法もあります。
半日から1日という時間をかけることで面接では見えない「その人となり」が見やすくなります。
「目配り」「気配り」「話し方」「聞き方」「行動力」「ふとした表情」などを見ます。
実際にしてみると「積極的に質問してくる人」と「とにかく人との会話が少ない人」との差は非常によくわかります。
介護は「ひと対ひと」のサービスです。
「ひ とが好きである」「ひとに関心がある」という採用基準に沿って採用をしてみることも予防策にな るのではないでしょうか。
おわりに
いかがだったでしょうか。
介護の現場は連携が大事です。
少し歯車が狂うだけで全体へ影響が出てしまいます。
「鉄は熱いうちに打て」と言いますが、「何かおかしいな」と感じたら早めの行動を心掛けましょう。
このブログ記事が、御社の介護現場におけるマネジメントに少しでもお役立てできればうれしいです。
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