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介護過程

報酬改正で必須になる介護過程の導入【簡単なステップで難しいイメージをなくそう】

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こんにちは、すきマッチです。

 

今回は介護過程の導入について書いていきたいと思います。

 

介護過程とは・・・科学的介護や根拠のある介護、統合と解釈、介護過程を展開する。などなど難しい言葉のオンパレードです。

 

介護職も専門性をアピールしようと難しい言葉を並べています。

 

こんなことすると勉強したいと思う人が減るだけなので、今回はもっと簡単にフランクに考えていただけるような内容になっています。

 

介護過程に興味のある方、初めて聞いた方、介護にかかわっておられる方は読んで損はないはずです。

 

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介護過程の導入ステップ

 

まずは私が行った介護過程の導入のステップを記してみます。

 

①介護(福祉士)に求められる知識や技術などを簡単に説明する

②介護過程の全容の説明をする

③言語化のトレーニング

1.ケース記録の決まりの再確認して記録の精度を上げる

2.気づいたことを記録する

3.気づいたことの仮説を立てる

4.仮説の根拠(理由)を挙げてみる

5.仮説の検証を記録する

6.仮説の検証の結果から、次回のケアに活かせることを書く

※2~6を1枚のシートですることで自身の思考の流れが見えるようになります。

④個々人で介護過程の展開をしてもらい、課題を見つける

⑤見つかった課題の対策

⑥繰り返し

 

簡単に表すとこんな感じです。

 

④以降は事業所のスタッフのレベルによるところがありますが、かなり苦労しました。

 

③の言語化のトレーニングで小さな規模の介護過程を展開しているので、のみ込みの早い方だと大枠を理解するがかなり早いでしょう。

 

当然ですが、指導者がしっかりを介護過程を理解していないとならないです。

 

また、ついてこられないスタッフも出てきます。

 

事業所として、どのレベルで導入するのかを設定しておくことが必要になります。

 

管理職レベルから、社員から、全スタッフ対象なのか、それにより手間や流れも変わってくるでしょう。

 

当然、知識や技術の差が出やすくなるので配慮も必要になると思われます。

 

私は、アウトプットができる観点からスタッフのレベルに応じて順番に導入することをお勧めします。

 

覚えたことを次のスタッフに、最後に覚えたスタッフは新人スタッフにとアウトプットの機会を作っていきます。

 

それがプレッシャーになる可能性もありますが、しっかりと理解ができるところまで指導ができていると次の人も教えることが楽しくなるはずです。

 

以上が大まかなステップになります。次章以降で少し具体的な話も書いていきたいと思います。

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介護過程導入のポイント

 

私の考える介護過程の導入のポイントは、難しい工程をできるだけ簡単なトレーニングで取り入れていくことです。

 

難しい工程とは「言語化」「情報の統合と解釈」になってくると思います。

 

これらの工程を導入しようとすると拒絶反応なような反応をするスタッフが出てきても不思議ではありません。

 

まずは普段のケアを「言語化」し情報を正確に収集できるようにしていきます。

 

続いてそれらの情報を自分というフィルターを通すことで「気づき」になり、自分事として物事をとらえやすくなります。

 

例えば、

 

Aさんがしんどうだ。

 

という状況。この申送りを受けたスタッフはなにを感じるだろうか。

 

なにがどうしんどそうなのか、顔色は?意識ははっきりしているのか?いつの話だ?

 

などなど気になることはいくらでも出てきます。

 

自分が報告を受けた時にどう言った情報が欲しいのか、看護師や生活相談員がどういった情報を欲しているのか、を考え想像します。

 

時間がとれるならワークをしてみてもいいかもしれません。

 

そもそも「しんどう」は報告したスタッフの主観であり、実際のAさんがしんどいかは別問題なのです。

 

聞くことができるなら様子と合わせてAさんの「声」を一緒に報告することができます。

 

先の章のトレーニングに当てはめると

 

気づき→しんどそうなAさんを発見

仮説→しんどいのかな

仮説を立てた理由→うつむいている、活気がない。(どんな様子から、状況からしんどそうと感じたのか)

検証→声掛けで確認

次回のケアに活かす→声掛けの仕方、報告の精度を振り返る

 

といった具合になります。

 

簡単なようですが、実際の現場でこのような思考で考えることは難しかったりします。

 

順を追って報告することは、なんとなくしんどそうな様子を「言語化」することになります。

 

また、「仮説を立てた理由」や「検証」によって情報が精度を増し、情報を統合するスキルも伸びることでしょう。

 

正しい情報を正しく組み合わせることができないと、せっかくの正しい情報が正確に伝わりません。

 

ここも難しいですが、回数を重ね身に付けていきましょう。

 

このように普段の業務を書き出し、言葉にするだけでも十分介護過程のトレーニングになります。

 

いかに普段から意識をしているかということにもなります。

 

たぶん大多数の介護士はここまで考えて業務を行っていません。

 

くせになり習慣になれば最強の介護士に近づけます。

 

頑張っていきましょう。

 

介護過程とは(復習)

 

介護過程とは、以下のステップを順番に行うことで1周になります。

 

ご利用者にとって理想的なケアになるまで繰り返します。

 

また、ご利用者の変化や病気の進行によっても臨機応変にケアを変えていくことが求められます。

 

その理想的なツールが介護過程になります。

 

介護過程の流れ

1. 情報の収集
2. 情報の分析(解釈・関連付け・統合)
3. 課題の明確化
4. 目標の設定
5. 介護内容の決定
6. 介護内容の実施
7. 評価

 

介護過程は、「コツ」や「カン」で行ってきた介護に根拠(理由)を求めるものです。

 

「先輩を見て覚える」ことを「先輩が言葉で教える」ということになっていきます。

 

一つ一つの介助やケアに理由があり、介護のプロとして理由をもって仕事をする。

 

介護職が専門職としての地位を向上させるには必須のツールになってきます。

 

楽しくフランクに導入して介護士としてのレベルを上げていってもらえると嬉しいです。

 

※今回のお話は、

気づき→課題の明確化

仮説→情報の収集1

仮説を立てた理由→情報の収集2、情報の統合と解釈1

検証→情報の収集3、情報の統合と解釈2

次回のケアに活かす→介護内容の決定・実施

とイメージてもらえれば。

介護過程とは順番は違いますが、思考の組み立て方には似たところがります。

あくまでオリジナルのトレーニングなので、皆さんの職場に合った形で実践していただけると幸いです。

 

まとめ

 

2021年の介護保険報酬改正は「科学的介護元年」といわれます。

 

「LIFE]というビッグデータにケアの記録、その効果などを提出し、より効果的なケアがどんどん確立されていきます。

 

AIに負けずに介護職が生き残るには、人間にしかできないケアを確立していく必要があります。

 

AIと競うのではなく、うまくAIを利用して進めていくことが理想になります。

 

私も勉強中であり、難しいと感じることも多々あります。

 

難しい言葉がたくさんあるので、やる気をそがれるときもあります。

 

しかし、ケアがはまればすごく楽しく感じるものです。

 

みなさんも楽しく介護過程を導入してください。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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