こんにちは、すきマッチです。
このシリーズでは、新人介護士さんに向けてケアの基本中の基本を解説していきます。
新人さんはもちろん、指導的な立場の方も指導の参考にしていただけると思います。
「食事」「口腔ケア」「更衣・入浴」「排泄」「コミュニケーション」「レクリエーション」「体操」「役割化」の8種類です。
第6弾は、「レクリエーション」です。
レクリエーションの効果や考え方は他の記事で書いていますので、今回は活動量を増やしたり、消極的なご利用者へのアプローチについて書いてみたいと思います。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
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参考ケアの基礎中の基礎研修-第5弾コミュニケーションを解説します【新人介護士さん必見!】
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目次
レクリエーションを盛り上げるコツ
ポイント
司会者が大きな声で説明やアクションをする
待ち時間も楽しめるように周りのスタッフが盛り上げる
ルール説明をしっかりと行い、ご利用者が理解して参加できる環境をつくる
ご利用者の名前をたくさん呼ぶ
視線を合わせて話をする
たくさんほめる、拍手する
音楽などで楽しい雰囲気にする
ご利用者に合わせてアレンジする
待ち時間に応援をする
レクリエーションを盛り上げる方法は、わかりやすくシンプルに説明すること、楽しくできるように雰囲気作りをすることが大切です。
また、ちぃちぃぱっぱと言われるような遊びも、身体や心に与える効果を説明したりルールを少し変えることでご利用者の見方が変わります。
活動量を増やすポイント
活動量を増やすには、ご利用者ごとの難易度の設定があります。
例えばボーリングのようなボールを転がす競技は、立ってやるのか座ってやるのか、お席からやるのか前に出てやるのかでかなり活動量に差が出てきます。
他には、お身体が元気な人に制限を設けるのもいいです。例えばボール送り、片手で参加することで体を動かす幅が大きくなります。
参加していない人に応援をしてもらうのもいいでしょう。ポンポンや旗などを持って振る、声を出して応援するなどすることで自然と身体を動かします。
認知症や中重度の方への対応のポイント
認知症の方で1番難しいのが、ルールを説明することです。ルールを複雑にすると理解に時間がかかるし、忘れてしまうとまた1から説明することになります。
ルールを馴染みのあるものにして、参加しやすい環境を整えましょう。
参加してもわからない、となると楽しくないし、見せ物にされている、と感じてしまうかもしれません。
また認知症の方にはルールに厳しかったり、仕切り出す方がおられます。
そこは、スタッフが計算に入れて一緒に司会をしたりルールを一緒に考えるなど工夫しましょう。
中重度の方は、可動域や残存機能を考えて難易度を設定してあげます。
あまり大袈裟にハンデという形で、点数や成績を直接いじるよりもできる範囲でやってもらうことが大切です。
例えばボール送り、片側麻痺で受けるか渡すのどちらかができない場合は、できない方をスタッフが手伝う。
ボーリングで屈んだりボールを投げる動作が難しい場合は、段ボールなどで筒や坂を作って置いて転がせるように配慮するなどです。
車椅子でほとんど動けない方でも、応援だけならできるかもしれません。ご利用者の性格にもよりますが、応援に特化した役割を持ってもらうのもいいです。
盛り上げる方法もそうですが、あなたの創意工夫でどのご利用者も楽しくレクリエーションに参加できるようになります。
レクに参加したがらない方への対応のポイント
レクに参加したがらない人には大きく分けて2種類おられます。
まず、そもそも子供の遊び程度に感じていて、参加すること自体に、恥ずかしさやバカバカしさがある方です。
そのような方には、レクリエーションの効果やリバビリに活かせる動きなどを説明することで、参加する理由を作ってあげましょう。
遊びでなく、リハビリ、訓練なんだと感じてもらえると参加率が上がります。もちろん無理に参加してもらう必要はありません。
もう一つは、人前に立つことや順番に1人ずつ何かをすることに抵抗がある方です。
スタッフでも研修などで順番に意見を聞かれたり、自己紹介をさせられるのがいやな方いますよね。
そういう場合は、チーム戦にしたりボール渡しのような全員参加型のレクにする、同テーブルや仲のいいご利用者と一緒にできるような内容にしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
レクはスタッフでも好きな人嫌いな人がわかれます。
どうせやるならスタッフも楽しんでやりましょう!
盛り上げる参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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