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デイサービス

通所介護事業所(デイサービス)は加算をとらずに生き残れない。【個別機能訓練加算Ⅰ・Ⅱ】について

通所介護事業所(デイサービス)は加算をとらずに生き残れない。【個別機能訓練加算Ⅰ・Ⅱ】について

こんにちは、すきマッチです。

 

あなたの施設では【個別機能訓練加算Ⅰ・Ⅱ】を算定していますか?

 

【個別機能訓練加算Ⅰ】、【個別機能訓練加算Ⅱ】どちらか一方のみ取得しているという施設は多いかもしれませんが、それではなかなか収益が上がりません。

 

厚労省としては基本報酬を減額し、必要な加算を増額する方針です!

 

その必要な加算というのが【個別機能訓練加算Ⅰ・Ⅱ】です。

 

実際、介護保険の改正で増額しています。

 

デイサービスの役割である【自立支援】に個別機能訓練加算Ⅰ・Ⅱ(リハビリ)は欠かせません。

 

今後のことも考え、この記事を読んでいただいた今、行動することをおすすめします。

 

個別機能訓練加算ⅠとⅡの違い

 

原理・原則

個別機能訓練加算Ⅰ

これは「身体機能の維持・向上」への働きかけが目的となります。

 

まずは報酬面からお伝えしますと、

 

1日につき46単位 1単位だいたい10円と考えると1日460円です。

 

週6日営業、1日20人算定で考えると、ひと月で220.800円です。

 

算定のポイント

ポイントは以下になります。

 

ポイント

常勤・専従の機能訓練指導員※を1名以上配置することが必要です。

複数の機能訓練項目を準備し、利用者が選択した項目ごとに分かれて活動します。

機能訓練の実施者は介護職員でもOKです。

機能訓練指導員を配置する曜日をあらかじめ定め、利用者・ケアマネに周知しておく必要があります。

 

※理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師、柔道整復師またはあん摩マッサージ指圧師、およびこれらの資格を有する機能訓練指導員を配置した事業所で6か月以上機能訓練指導に従事した経験を有するはり師・きゅう師

 

補足:

常勤とは:事業所で決められた常勤の勤務時間が8時間であれば8時間勤務すること。正社員という意味ではない

専従とは:その職種の業務のみすること。機能訓練指導員として、勤務する日は生活相談員や看護師として勤務できない

 

算定の流れ

流れとしては、

 

①ニーズの把握・情報収集・アセスメント

②個別機能訓練計画書作成

③利用者・家族に説明・同意・記録

④実施

⑤見直し

 

を繰り返します。

 

具体的にしていきます。

 

①ニーズの把握・情報収集・アセスメント:

これは居宅訪問時の家屋環境の把握、生活状況の情報収集。興味・関心チェックシートによる嗜好の調査、既往歴の把握、ケアマネの目標などを理解しアセスメントを行う。

②個別機能訓練計画書作成:

目標は「身体機能向上」に働きかけるものです。

居宅サービス計画、通所介護計画の目標を把握し、整合性が保たれるような目標設定が必要です。

③利用者・家族に説明・同意・記録:

個別機能訓練計画について、利用者または家族に説明を行い、同意を得た上でサインをもらいます。

計画書はコピーして1部を利用者へ渡します。

④実施:

実施者は機能訓練指導員以外でもOKです。

⑤見直し:

計画書の目標の期限が来たらモニタリングを行います。

 

個別機能訓練計画書は3ヶ月毎に更新!

これをしていないと不正請求になってしまうので要注意です。

 

個別機能訓練加算Ⅱ

これは「生活機能の維持・向上」への働きかけが目的となります。

 

報酬面は、1日につき56単位。1単位だいたい10円と考えると1日560円です。

 

週6日営業、1日20人算定で考えると、ひと月で268.00円です。

 

算定のポイント

3ヶ月に1回以上、居宅訪問して生活状況のアセスメントを行いましょう。

類似の目標を持ち、同様の訓練内容が設定された5人程度以下の小集団を対象に概ね週1回以上、専従の機能訓練指導員が直接実施しましょう。

機能訓練指導員を配置する曜日をあらかじめ定め、利用者・ケアマネに周知しておく必要があります。

 

算定の流れ

居宅訪問をした上で、

 

①ニーズの把握・情報収集・アセスメント

②個別機能訓練計画書作成

③利用者・家族に説明・同意・記録

④実施

⑤見直し

 

を繰り返します。

 

基本的には個別機能訓練と同じ算定の流れです。

 

目標はバーセル・インデックスなどを参考に考えても良いと思います。

 

こちらも個別機能訓練計画書は3ヶ月毎に更新!

 

これをしていないと不正請求になってしまうので要注意です。

 

居宅訪問のポイント

居宅訪問が必要な理由

→3ヶ月に1回の頻度で訪問することで個別機能訓練加算Ⅱを取得出来きます。

 

→生活を知ることによって、利用者のニーズの把握・信頼を得ることができます。

 

家に行くまでの準備

・利用者、家族に連絡を取り自宅へ訪問する日を決めましょう。

 

・居宅訪問チェックシートを参考に利用者の生活状況や導線などを問診し、ある程度生活を把握しておく必要があります。

 

訪問時のポイント

こちらが居宅訪問チェックシートです。

 

居宅訪問チェックシートは可能な限り埋めます。

 

そして介護職など他のスタッフがみて理解出来るようなシートになれば素晴らしいとおもいます。

 

記載の仕方は、

 

①で自立にチェックが入っても、福祉用具を使用したりすれば②に記載する。

③には何か気になる点などを記載している。家族構成を書いたりでもOK。

家族が代わりに行っていたら②に記入。

 

すべてパソコンに入れてしまえば、次回からはそれを参考に話を聞くことが出来きます。

 

デイサービスにおける理学療法士の役割

もし個別機能訓練加算を算定するなら【個別機能訓練計画書の作成と管理】と【居宅訪問】は必須です。

 

しかし一人では管理できないので介護スタッフに手伝ってもらう必要が出てきます。

 

他にも、

スタッフへの介助指導

利用者さんの介助指導適切な運動方法や負荷などを決める

利用者のリスクを理解し、他のスタッフへ共有する

 

等があります。

 

デイサービスにおける理学療法士の役割について、もっと具体的に知りたい方はこちらの記事をどうぞご覧ください。

 

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おわりに

いかがだったでしょうか。

 

近年デイサービスの運営はどんどん厳しくなってきています。

 

特に地域密着型のような小さい施設は特にそうです。

 

生き残るには加算を取得すること、そしていかに地域と連携をとるかだと思います。

 

日々、業務をするだけでも大変ですが、まずは加算取得に向けて動いてみてはいかがですか。

 

地位との連携について具体的に知りたいと思われた方はこちらの記事をどうぞ。

 

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最後に令和3年度の介護保険改正内容をもう一度確認したい方へ、厚労省のサイトを載せておきますのでこちらをご覧ください。

 

それでは、ここまで読んでい戴きありがとうございました。

ここからは宣伝です。

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