リハビリテーション病院の重要性【脳梗塞後は必ずリハビリテーション病院でリハビリを受けるべき理由】

こんにちは、すきマッチです。

今回はリハビリテーション病院についての話です。

このブログを書こうと思ったのは、リハビリが重要であるという認識は世間的にも広がっている感じはしますが、リハビリテーション病院についての認識はあまり無いように感じたからです。

実際に家族が病気になったと聞いた時に、リハビリテーション病院に移るのかと聞いてみても、ん？もう家に帰るだけじゃないの？みたいな反応が返ってきます。

リハビリテーション病院に約9年勤めた者からすれば、そのまま家に帰るのはもったいない。

もちろん病気やケガにもよりますが、リハビリテーション病院に行けば良いのにと思ったことは良くあります。

このブログを読み終えた後にはリハビリの重要性やリハビリテーション病院に対する認識に変化が起こっている事と思います！

どうぞご一読ください！

まず最初に

ケガや病気により、救急車で運ばれるのは総合病院になります。そこでは命を優先に治療を受けます。

そこでのリハビリは急性期リハビリと呼ばれ、離床を促したり、拘縮を防いだり、筋力を落とさないような運動を行っていきます。

そして状態が安定した頃に自宅へ退院かリハビリテーション病院へ転院ということになるかと思います。

この時にある程度動けるようになったから、自宅へ帰ろうとなるかもしれません。相当元気になれば自宅へ帰るのは全然ありです、むしろお金が掛かるので早く帰ったほうが良いでしょう。

しかし、まだ体が思うように動かない、痛みが続く等心配ごとがあるのならリハビリテーション病院への転院も考えてもいいかもしれません。

よくあるのは、お金が掛かってしまうから、お父さんを一人で置いとけない、入院生活がしんどい等の理由で、回復途中の段階で自宅へ帰ってしまう例がよくあります。

ここがポイントになるのですが、リハビリテーション病院へ入院するタイミングは総合病院から直接移るしかありません。

一度家に帰ってしまうと、そこからリハビリテーション病院へは基本入ることが出来ません！！

だから、お父さん！しばらくは一人で家事を頑張ってお母さんが帰ってくるまで耐えてください。と何度も思ったことがあります。

なぜそんなにリハビリテーション病院を勧めるかというと、帰った後、さらにその先の未来を考えた時に、早い段階でしっかりリハビリをしておいた方が良いと思うからです。

例えば少しの痛みがあれば、ヒトは痛みが逃げるような動作をします。

その動作が続けば、その動き方を学習し、変なクセが付く可能性があります。クセが付けばそこから体の歪みや支障が出てくる場合があります。

これは単に一例ですが、現在デイサービスで勤め、利用者の動きを見た時に、どうしてこんな身体の動き方になっているんだ！？という方が非常に多いように感じます。

その人達のほとんどがリハビリテーション病院へは入院していない状態です。

リハビリテーション病院へは受傷から1ヶ月頃に転院となり、数か月～半年の期間入る方が多くを占めます。

受傷から早い段階で集中したリハビリを受けるということに意味があります。

自宅へ帰って無理な動作で生活を過ごすより、少しの期間入院を伸ばして身体の治療に専念してから帰った方が、将来良いのではないかと強く思います。

後編はリハビリテーション病院でのリハビリ内容などについてです。

こちらの記事も是非ご覧ください。

リハビリテーション病院はどんなところ？【ご家族が病気になった場合に備えて、知っておきましょう】

おまけですが、厚労省によるリハビリテーションの位置づけについて書かれている資料を載せておきます。

ちょっと難しい資料ですが興味があり方はこちらをご覧ください。

では最後まで読んでいただきありがとうございました。

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