こんにちは、すきマッチです。
今回は、介護施設の研修第7弾【知って得する!効果を上げる研修計画の工夫】です。
前回の「介護施設の研修第6弾【必見!人材育成向き研修計画の立て方のポイント】」も合わせてお読みください。
研修計画は、各事業所や職員の目標と課題を知ることから始まります。
計画を立てる前に、コミュニケーションを取り目標と課題を知ることから始めましょう。
研修計画を立てるときに大切なこと
何度も述べていますが、研修は「法人の運営理念を具現化するための手段の一つ」です。
理念の実現、あるいは事業所やチームの課題解決の為に「どんな学びが必要か」を検討することから始めてみましょう。
たとえば、研修計画を立案する時、事業所で起きている課題を持ち寄り、その解決に必要な「学びのポイント」を整理して法定研修や法定外研修を組み合わせるのです。
受講する職員にも「この研修をこんな課題の解決に役立ててほしい」と具体的に伝えることができます。
大切なことは、法人・事業所の理念と各事業所や職員の現状を見ながら必要な研修を整理・企画していくことです。
研修計画と理念・キャリア計画の位置づけ
研修計画は、受講する職員にとっては職務を通じて自己実現していくための「成長計画」になります。
職員が「こんな課題を乗り越えたい」「こういうサービスを提供できるようになりたい」と感じていることを研修内容と一致させましょう。
職員の求めるものばかりではいけませんが、やはり求めている内容が最も研修の効果を発揮します。
職員の「成長計画」は、職員が望む「個人の成長」とチームの一員として共に成長したい「チームの成長」があります。
個人が感じる課題が、職員自身に原因がないこともあります。
チーム内の人間関係や労働環境が絡んでいることもあります。
事業所の管理職は、各職員やリーダーとコミュニケーションを取りながら「個人の課題」と「チームの課題」を整理していく必要があります。
誰がどのタイミングでどんな研修を受講するのか、どのように職場に還元してもらうのか、を考えるといいでしょう。
個人の知識や技術を高める研修など、チーム内のコミュニケーションを円滑にするグループ研修、リーダーシップやマネジメント能力を高める研修など、適切な研修が見えてきます。
こういったことを計画立案時に共有しながら、研修計画を立てていくといいでしょう。
研修計画を立案するときに持つべき姿勢
研修計画を立案する上で一番大切なことは、「上から命令されて受ける事」でも「現場・個人から希望するもの」でもなく、「計画と現場が繋がっている」ことです。
法人や事業所の理念は抽象的で、解釈が現場でケアをしている職員に任されることが多くなります。
現場の職員は「これでいいのか?」と迷うこともあるはずです。
そこで研修が、理念の実現や課題の解決の為であると同時に、職員の迷いや悩みを解消するものにすることで「つながっている」という実感が持てます。
同じことが研修を立案する側にも言えます。
同じ課題でも、個々人の立場によって解釈も、課題解決の為のアイディアも多様です。
研修よりも職員配置や勤務体制を工夫したり、機会を導入する方が有効な場合もあるでしょう。
また、同じ課題解決の為の研修でも、受講者の勤続年数、職位によって、研修の形式や講師の種類など、配慮や工夫次第で学びの効果も変わってきます。
そのためにも、事業所が抱える課題に対して複数の目で話し合うことが必要です。
法人単位で考えると、それぞれの事業所の「解決すべき課題」を統合して「法人としての成長課題」として、短期・長期的視点から計画を立てるといいでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
研修は、管理職や法人上層部が決めるより、現場の声を聴きながら立案することが求められます。
それも、ただ実施するだけ、受講するだけにならないように必要なコミュニケーションです。
法人、事業所を長期的に向上させていくイメージで取り組んでみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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