こんにちは、すきマッチです。
こんにちは、すきマッチです。
今回は介護施設が崩壊する理由を、私が管理職を10年以上続けた経験から偏見で述べたいと思います。
あなたの勤めている職場、勤めようと思っている職場に当てはめて読んでもらえると嬉しいです。
また、これから管理職として働く方は「こんな感じで崩壊することもあるんだ」ぐらいで読んでもらって一部参考にしてください。
今回紹介する3つの理由はどこの職場でも起こり得る、そしてやり方次第で防ぐことができるものです。
それでは私の偏見にお付き合いください。
目次
介護施設を崩壊に導く3つの理由
数ある崩壊への理由で私が選んだどこの事業所でも起こり得る3つです。
施設崩壊の原因3選
管理職が教育を受けていない
スタッフの社会人経験が少ない
転職に困らない
それでは少し掘り下げてみましょう。
管理職が教育を受けていない
これはかなり多いのではないでしょうか。
あなたの職場の上司はどのような経緯で、どのような教育を受けて今の役職にいるでしょうか?
介護業界は慢性的な人手不足を言い訳に、管理職の教育を怠る事業所がおおいです。
では、管理職の教育を受けていない人が管理職になった時に出てくる問題を見てみましょう。
介護現場で多い管理職問題
前任者が急に辞めてしまい、経験の長いスタッフが後任になる。
教育を受けていないので自己流で管理職をしてしまう。
介護職として優秀な人が繰り上がりで管理職になる。そして潰れる。
問題のある管理職でも適任者がいないので交代できない。
そもそも管理職の仕事をわかっていない。
などが挙げられます。
実際には、リーダーの資質があり乗り切ってしまう管理職もいることでしょう。
しかし、多くの場合は崩壊への道を進んでしまうことでしょう。
一度崩壊に向かった事業所を立て直すことは大変です。
多くのエネルギーを使います。
このような事態になって被害を受けるのは現場のスタッフたちです。
そして、そのスタッフたちからケアを受けるご利用者にも影響は及ぶでしょう。
管理者は事業所の船頭です。
船頭がしっかりしていないと事業所が崩壊に向かうことは想像しやすいでしょう。
しっかりと事業所としての方針を決める、ケアの判断基準を方針に寄せることが大切です。
私がおすすめする管理職は、ボスではなく「リーダー」です。
簡単に言うと、「ボス」は指示や命令によってスタッフを引っ張っていくタイプです。
「リーダー」はスタッフと対話をして一緒に進んでいくタイプです。
事業所の方針を決めたら、みんなで決めながら進んでいく。
決して管理職(リーダー)だから偉いとおごらず、スタッフに感謝することでうまくマネジメントができるようになるはずです。
このブログでは、管理職向けの記事も書いています。参考にしていただければ。
スタッフの社会人経験が少ない
これに関しては、私が実際に管理職をしていて感じることです。
全てのスタッフではないですが、
関連
ホウレンソウができない。
公私の区別があいまい。
当たり前に早退や休みが通ると思っている。
不平不満がすぐに広まる。
ご利用者との関係があいまい。
などなどあげていったらキリがないですが、この辺りでしょうか。
これは完全に私の私見ですが、男性も女性も介護業界を志して入ってくる人が少ない。という部分にいきつきます。
男性ですとほかの業界でうまくいかなかった方や就職がなく福祉の業界に入ってくる方が多い印象です。
女性ですと子育てしながら働くことができ資格がや経験が必要ない業種。としての認識からでしょうか。
こういった部分は「介護職は勉強しない」というイメージにもつながっていると感じます。
これは私の私見であり、全員に当てはまるわけではありません。
もちろん専門学校や福祉大学を卒業し、福祉の世界を志して入職している方もいるでしょう。
しかし、現実として中途採用や再就職で入職して来られる方は社会人経験が浅い、もしくは一般社会の常識のレベルが低い方が多いです。
こういった方たちをうまく指導・教育ができないと上記のような問題を起こしてしまいます。
このようなイメージも、働きながら国家資格が取れる、一生の仕事にすることが可能などすごくいい面もある業界です。
こういったことにならないように、入職時からルールや決まりをしっかりと教育しておきましょう。
ホウレンソウができないのは、上司に責任を渡せていないことと同じです。
基本的に失敗は上司が責任を取ってくれます。しかし、ホウレンソウを受けていない上司は責任を取りようがありません。
公私の区別はどのようなところに出るでしょうか?
私語が多い?利用者そっちのけでスタッフがしゃべる?スタッフ同士の言葉遣いが友達?
業務とプライベートの区別は上司が積極的にしていきましょう。業務中は敬語や丁寧語でスタッフに接する、手が空いた時は積極的に利用者に関わる。
当たり前に早退ができたり、休みが通ると思っているのはどうしてでしょう?
子供が小さいときは助かりますよね。しかし、これらが当たり前になると他のスタッフは不満に思います。
休む時は他のスタッフに交代を頼む、早退するときはできるところまで業務をかたずけてもらう、など他のスタッフの負担に配慮できるとお互いが気持ちよく働くことができます。
不平不満がすぐに広がる原因は?
不思議なもので、現場は常に不平や不満があります。
管理職が改善しても次から次へと湧いてくるものです。
人間はいい環境にいても、ないものを欲しがる習性があります。どんなに業務改善をしても不平不満がなくなることはありません。
私は、不平不満は聞かないようにして「意見」として挙げてもらうように話しています。
ただの不平不満ではなく、解決策や原因を考えて「意見」として一緒に考えていく姿勢でいます。
その他の不平不満は基本無視です!笑
ご利用者との関係があいまい、はなぜ起こるのか。
よく「信頼関係」や「孫や子供のように接したい」といった声を聴くことがあります。
私の基準は、「ご家族様が受け答えを聞いて気分を害さないか」「ケアの理由を聞かれて説明ができるか」という点です。
家族のように接することや信頼関係の構築から言葉が砕けていくことには反対はしません。
しかし、それらも度を越えるとおかしなことになります。
そうなる前に基準の2点を考えてもらうようにしています。
転職に困らない
最後になりますが、こればっかりはどうしようもないことです。
実施に介護業界は転職に困りません。
ですので、一定数「まじめに働かなくても次がある」「誰でも私の代わりになれる」というようなあまりいいマインドで働いていない方もいるでしょう。
このような方に時間を割いても残念ながら無駄に終わることが多いでしょう。
ですので、転職に困らないことを逆手に取りましょう。
職員にとって「働きやすい職場」「キャリアにつながる職場」「処遇のいい職場」などプラスの多い職場にはスタッフの順番待ちができます。
リーダーとして、管理職として「いい職場」にしていくと自然に「いいスタッフ」が集まります。
ここでいう「いいスタッフ」というのは、あなたの介護観や事業所の方針が基準です。
是非、転職のしやすさを逆手にとっていいスタッフがあふれる職場にしてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
私の経験からこの3つを放置していると確実に事業所が崩壊に向かいます。
管理職の経験のない方も、これから目指す方も頭の片隅に置いておいていただけると幸いです。
あなたの管理職ライフや事業所の運営がいい方向に向かうことを応援しています。
最期まで用んでいただき、ありがとうございます。
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