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介護されている家族様向け

家族介護に欠かせない知識【脳卒中発症後のリハビリ:手術から自宅復帰への流れを解説】

家族介護に欠かせない知識【脳卒中発症後のリハビリ:手術から自宅復帰への流れを解説】

こんにちは、すきマッチです。

 

ご家族の誰かが、骨折や脳卒中など重いけがや病気を患った場合、どのような流れでご自宅に復帰できるか、知っておくのは大事なことです。

 

知識があると準備ができるし、あらかじめ自宅周囲の病院を探しておくこともできます。

 

いざという時に「誰に頼ったらいいのだろう…」と迷わずに済みます。

 

もしご家族に高齢者がおられる場合は是非読んでみてください。

 

訪問リハビリ

 

 

例をあげてご説明していきます。

 

78歳、女性のAさんが急にろれつが回らなくなり、片方の手足が動かしにくくなりました。

 

次第に意識も、もうろうとしてきたので慌てたご家族がすぐ救急車を呼び、病院へ同行します。

 

その時に行く病院はいわゆる"急性期病院"と言われる病院です。

 

急性期のリハビリ

病院へ到着後、Aさんはすぐに手術をします。

 

そして手術直後は、血圧や脈拍など(バイタルサイン)が不安定で自力で体を動かすことが困難な場合が多いです。

 

そのためリハビリ専門職は床ずれや痰が溜まることを防ぐため、体位の交換などを行います。

 

Aさんのバイタルサインや脳の容態が安定すると徐々にベッド上で足を動かすなどのリハビリを開始します。

 

もちろんリハビリの専門職である理学療法士や作業療法士は医師に細かい確認をしつつ許可を得ながらプログラムを進めていきます。

 

その後、ベッド上で上半身を起こす➡座る訓練➡立つ訓練へと移行します。

 

術後3週間経って、Aさんは車椅子に自力で乗れるレベルまで回復しました。

 

そうなると次はリハビリテーション室に移動し、平行棒内で立つ練習や歩く練習を開始します。

 

この時期は、過度に安静にしすぎると、短い時間の間に身体機能が大きく失われ、日常生活に戻るのに時間がかかったり、戻ること自体が困難になることもあります。

 

医師や看護師と協力しながら、バイタルサインなどに細心の注意を払いつつ、座る、寝返りをうつといった日常動作を自力で行えるよう練習し、「早期離床」を促すことがこの時期には重要になります。

 

回復期のリハビリ

術後1ヵ月~4ヵ月は"回復期"と呼ばれ、最もリハビリテーションの効果が期待できる時期です。

 

この時期には患者さんは一般的に、急性期の病院から回復期病院へ転院します。

 

または大きな総合病院などでは急性期病棟から回復期リハビリテーション病棟などの別セクションに移って治療を行います。

 

回復期病院は別名"リハビリテーション病院"とも呼ばれます。

 

この時期にどれだけリハビリをするかで予後が大きく変わってくる為、汗水流しながら徹底してリハビリに取り組みます。

 

脳卒中や脊髄損傷などの中枢疾患なら150日。状態の重い方や高次脳機能障害などの方は180日が入院期間の上限となります。

 

すなわち長い方になれば半年はリハビリテーション病院で過ごすことになります。

 

リハビリテーション病院は理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を合わせると約100人は在籍しているところが多いです。

 

座る、歩くといった基本動作だけでなく、食べる、排せつする、入浴するなど、作業療法士や言語聴覚士とチームを組んで、日常生活を自力で送るための機能回復に努めます。

 

1日のリハビリ時間は長くて3時間あります。

 

長いと思われるかもしれませんが、1時間×3回であったり、40分×3回だったりと施設基準によってもリハビリ時間に差は生じてきます。

 

リハビリテーション病院の入院患者さんに休みはありません。

 

ほとんどの病院で365日リハビリを掲げていると思います。

 

お盆や正月もリハビリは行われます。

 

もちろんその時期に外泊される方も多くいますが、病院に残る方はもれなくリハビリが付いてきます。

 

正月くらいはゆっくりさせてくれと言われる患者さんもいましたが、基本的にはリハビリを行います。

 

熱心な家族さんであれば、リハビリを見学される方もいますし、動画を撮らせて欲しいと願い出る方もおられます。

 

医師・療法士・看護師・患者さん・ご家族などが集まって"カンファレンス"が月に一度あり、リハビリの進捗状況や目標の再設定などを多職種で行います。

 

リハビリテーション病院にもよりますが、研究や学会の発表などに力を入れている所も多くあります。

 

そのため評価結果がデータで見れることもあり、客観的にみて状態が良くなっているなど、患者さん・ご家族がみて分かりやすい説明も出来るかと思います。

 

退院先が自宅に決まれば、担当セラピストが患者と共に自宅へ訪問し、自宅環境を見て手すりや段差解消などの住宅改修の提案をすることもあります。

 

また自宅内の環境を知ることで、退院に向け、生活に沿ったリハビリの提供も行います。

 

術後1か月経ったAさんも、病院の地域連携室のソーシャルワーカー(社会福祉士保持者)からリハビリテーション病院への転院を勧められました。

 

リハビリテーション病院では、マット上で体幹を鍛える運動・麻痺した手足の運動・平行棒や歩行器などを使った歩行訓練などを開始します。

 

また右側に麻痺のあるAさんは作業療法士より、お箸を持つ練習、ズボンやパンツの着脱の練習、洗濯物を干す練習などもされています。

 

維持期(生活期)のリハビリ

手術から4ヵ月~半年ほどが経過すると、「そろそろリハビリテーション病院も退院しないと」という時期になります。

 

この時期になると回復期のように、運動機能が激的に回復することはありません。

 

いかに今の機能を維持するか、がリハビリの目的となってくる為"維持期"と呼ばれます。

 

リハビリテーション病院を退院後はそのまま施設(老人保健施設や老人ホーム)に入所してリハビリを継続する方もいれば、ご自宅へ帰られる方もいます。

 

自宅へ帰ってもリハビリテーション病院の外来でリハビリを継続される方もおられます。

 

しかしここでリハビリ職の考え方で大事になってくるのが、「身体機能を回復する」というよりも「いかに社会活動へ参加して、普段いきいきと過ごしていただけるか」に着目する必要があります。

 

麻痺がのこった手や足を一生懸命動かすことも大事ですが、それよりも「自治会の活動に参加するために、そこまで安全に歩けるようにする」とか「お孫さんと公園で遊べるように、公園までの道中を安全に移動する方法を練習する」といったことが大事です。

 

社会活動へ参加することが、その人の生活の質を高め、結果的に身体機能の回復へつながるケースもあります。

 

Aさんは退院前に病院の提案によって介護保険を申請されます。

 

その結果"要介護2"となりました。

 

要介護2とは、家事や買い物など日常の動作に加え、食事や排泄など身の回りのことにも部分的な介護が必要な状態です。

 

要介護認定についてはこちらをご覧ください。

要介護認定 |厚生労働省 (mhlw.go.jp)

 

そしてAさんは自宅復帰を選び、ご自宅からデイケアに通われます。

 

介護保険によってデイケアやデイサービス、訪問看護、訪問介護などのサービスが利用できるようになります。

 

Aさんはデイケアでは理学療法士によるリハビリと入浴、そして食事も提供されます。

 

退院後間もない為、自宅でもう少し集中的にリハビリがしたいという希望もあり、週2回の訪問リハビリもされることになりました。

 

このような形でAさんのご自宅での生活が始まります。

 

おわりに

いかがだったでしょうか。

 

入院後は、おおまかに急性期、回復期、維持期の3段階に分けて、各段階ごとに別々の治療目的に基づき、別々の治療方法が用いられます。

 

リハビリ専門職は身体機能を取り戻すまでの一連の流れを理解し、各段階における患者の特徴を踏まえたうえで、物理療法や運動療法など、最適な治療法を選択することが必要となります。

 

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