こんにちは、すきマッチです。
介護施設は1年間で行わなければいけない"必須研修"が多いです。
介護サービスの種類によって研修内容は若干変わります。
詳しく確認したい方はこちらをご覧ください。
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必須研修のうちの一つ「感染症・食中毒の予防及び蔓延防止に関する研修」をシリーズ化してお伝えします。
今回は、今のうちに確認しておきたい"感冒・インフルエンザについて"お伝えします。
このままコピーして研修で使っていただいてもOKですw
それでは早速行きましょう。
感染及び感染経路
感冒の原因は、90%がウイルスです。
この感冒のなかで最も強い全身症状と呼吸器症状が現れ、毎年その流行が繰り返されるのがインフルエンザです。
感染経路は、感染者のくしゃみや咳などで空気中に放出されたウイルスを吸い込んだ人へ感染します。
また、手指もウイルスの感染経路となることもあります。
ケアの具体的方法と注意
ケアの前後にうがい、手洗いを十分に行うことが最も大切です。
そして部屋の換気を十分に行いましょう。
室温は20~30℃位、湿度は60~70%を快適に保ちましょう。
ケアを行う場合はマスクを着用してください。(マスクについては、市販されている花粉対策用またはディスポーザブル紙マスクがよい。)
発熱があれば入浴や全身清拭をやめ、発汗のある部位のみ乾布清拭をして身体の清潔を保ちましょう。
発熱がなく、食欲・機嫌・顔色が悪くなれば、医師・訪問看護師に相談した上で軽く入浴は可能です。
家族への説明
では、ポイントをまとめてお伝えします。
- 室内の換気を十分に行い、室温・湿度に注意しましょう。
- 日頃から厚着をせず常に体を鍛えるよう心がけましょう。
- 外から帰ったときは必ず、うがい・手洗いを行いましょう。
- 症状が現れた時は早めに医師の診察を受けることが大切です。
- マスクを着用しましょう。
- 痰や鼻水をふき取ったティッシュペーパーはナイロン袋に入れ、まとめて捨てましょう。
- インフルエンザワクチンの接種を行い、感染を予防しましょう。
※65歳以上の高齢者等は接種費用の自己負担額の軽減があります。
また無料接種券の交付を受けられる場合もありますので、詳しくは自治体のホームページをご覧いただくか、各区役所の健康福祉課にお尋ねください。
介護者の安全対策
まずは手洗い、うがいをしっかり行ってください。
そしてマスクを着用しましょう。
規則正しい生活を送り、食事・睡眠を十分とって抵抗力をつけることも大事です。
インフルエンザワクチンの接種(流行する前の10月~11月が最適)を行いましょう。
インフルエンザワクチンの接種については、必ずかかりつけ医に相談してください。
※ホームヘルパーとして訪問している場合は、自分が感冒やインフルエンザに罹った場合は、程度によりますが、利用者や家族に感染させないために、上司に相談して治るまで訪問を休ませてもらうか後退してもらうことが必要です。
その他
症状
・のど痛、くしゃみ、鼻水、咳、痰
・発熱、悪寒、ふるえ
・頭痛、関節痛、筋肉痛
・下痢、吐き気
治療方法
感冒の場合:医師から処方された薬や市販の風邪薬を服用します。
インフルエンザの場合:必ず医師の診察を受け処方された薬を服用してください。
新型インフルエンザについて
※新型インフルエンザとは
新たに人から人に伝染する能力を有することとなったウイルスを病原体とするインフルエンザであって、一般に国民が当該感染症に対する免疫を獲得していないことから、当該感染症の全国的かつ急速な蔓延により国民の生命及び健康に重大な影響を与える恐れがあると認められるものである《感染予防法》
2009年に流行した新型インフルエンザ(H1N1亜型)については、季節性インフルエンザと同様に感染力の強いものの、多くの患者が軽症のまま回復しているとされています。
糖尿病や喘息などの基礎疾患がある方などを中心に重症化する例の報告もあり、ほとんどの方は新型インフルエンザに対する免疫がないことから、慎重に対応する必要がありますが、基本的な対応方法は季節性インフルエンザと同様です。
ただし今後、新たな型のインフルエンザが流行し、その型が強毒性のものであった場合等は対応方法が異なりますので、行政の指示に従ってください。
おわりに
いかがだったでしょうか。
「感染症・食中毒の予防及び蔓延防止に関する研修」シリーズの初回で"感染予防マニュアル"についてブログを書いています。
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