こんにちは、すきマッチです。
今回は、いつになるんだ!?新型コロナウイ感染症のワクチン接種について現在出ている情報をまとめてみました。
運搬方法や接種場所、順番など気になることが少しでも解決できればうれしいです。
結論から言うと、ワクチンは世界中で取り合いが起きている状態です。
政府の予定では2月から接種が始まり、夏までに全国民に行き届くように発信されていますが微妙なところだと思います。
とりあえずは発表されている予定から見ていきましょう。
2月に医療従事者のコロナワクチン接種が始まる(ファイザー社製)
第2回新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業に関する自治体向け説明会資料より
上記の表の通り、2021年2月下旬から、医療従事者を対象として新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が始まります。
実施主体は、国が指示をして、都道府県が協力し、市町村が実施すると発表されています。
医療従事者の接種に関しては、「先行接種」と「優先接種」があります。
「先行接種」とは、接種後の健康状態の調査の協力に同意したものが対象になります。約1万人(最大2万人)。
この調査は、接種後に副作用などの有無にかかわらず健康状態を報告してもらうことで、接種後の副作用等の発生頻度や症状を国が設置した研究チームが集計し、結果を発表します。
1月20日に厚生労働省は先行接種を実施する100病院について都道府県に発出をしました。
「厚生労働省医療従事者向け先行接種の実施医長期間について」より
国立病院機構52病院
地域医療機能推進機構27病院
労働者健康安全機構21病院
「先行接種」が2月下旬に始まる予定です。
「優先接種」とは3月開始を目標に370万人の医療従事者を対象にしています。
そのあとは高齢者、基礎疾患のある方、その他の方の順番で接種が予定されています。
新型コロナワクチンはどう届く?
国は現在、ワクチンを保管する超低温冷凍庫(ディープフリーザー)の配備を進めています。
というのもワクチンの保管にマイナス75度前後での保管が必要だからだ。保管も大変だが、輸送はもっと大変になるだろう。
2月中に全国1500か所に配置されます。
ディープフリーザーの設置場所は、地域の基幹病院などが登録してる「基本型接種施設」になります。
基本型接種施設は、地域のワクチン接種の拠点となり、15万人に1か所を目安に設置される予定です。
ファイザー社のワクチンの場合は、解凍後は2~8度で保管し、5日以内に使用しなければならない。
さらに、1回の配送の単位が1170回分とかなり大きいので小分けにして基本型接種施設から「連携型接種施設」や「サテライト型接種施設」に分配して接種するというかなり複雑な作業が待っています。
国や都道府県と自治体が一体となって、システム構築、協力体制をしいていかなければなりません。かなり高い壁になりそうですね。
接種人数も問題です。4月以降の高齢者が3600万人といわれています。
基本的にサテライト型接種施設での接種になります。医療機関だけでなく地域の体育館や公民館などの公営施設や民間施設も接種会場に考えられます。
TVのニュースなどでたびたび取り上げられていますが、そこでの医療従事者の人員確保、その他スタッフの人員確保をどうするのか。
接種施設内での導線、接種後の経過観察所での「密」になる問題、ワクチンに対する不安や相談への対応など、予測できることだけでもたくさんのバードルがあります。
特に都心部では混乱や問題が多発しそうです。
それらに色々な予想外の出来事を超えて、やっとみなさんにワクチンが届きます。
日本医師会は集団接種だけでなく「かかりつけ医」での接種ができるように柔軟に接種体制を組み合わせてほしいと要望しています。
実現すれば、不安は解消されそうですが、接種状況の把握とかかりつけ医側の負担を考えると…
小分け配送や手続きの簡素化が実現すれば何とかなるかもしれません。
V-SYSでワクチンを管理
V-SYSとは、各施設でのワクチンの必要量や分配量の決定、配送状況の管理、接種会場の接種実績・進捗状況の把握、クーポン付き予診票の発行・管理など、ワクチン関連の業務を一元管理するクラウド型のシステムです。
自治体は、V-SYS上で把握しているワクチンの希望量や分配量の登録を行います。
さらにシステム上で、ワクチンだけでなく注射器等の分配予定日の確認ができます。
接種開始後は、接種実績の入力に使うことができます。
接種状況や接種後の健康情報、廃棄情報まで管理する情報は多岐にわたります。
V-SYSで管理された情報は一般にも公開される予定で、コロナワクチン接種総合案内サイト「コロナワクチンナビ」で閲覧可能になります。(準備中)
ここは実際の接種が始まったら機能して、私たちの知るところになるでしょう。
ワクチンの確保状況
ワクチンは、
アメリカのファイザー社から1億4400万回分、
モデルナ社から5000万回分、
イギリスのアストラゼネカ社から1億2000万回分
の計3億1400万回分の供給を受ける予定です。
あくまで予定であり、政府の発表も「見込み」から後退した発言もしています。
世界中が必要としているワクチンなので、今後も動向には注目が必要です。
最後に、日本が供給予定のワクチンの特性の表を載せておきます。
ご覧のように各社のワクチンは保存方法や輸送単位などに違いがあり、効果や副作用も気になるところです。
また情報が出次第更新していきたいと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
少し不確定なことが多いので、次に出てくる情報とは違うこともあるかもしれません。
気になる副作用やその割合、そもそものワクチンとしての効果、変異株への有効性などまだまだ気になることはあると思います。
政府もメディアも正しい情報を素早く伝えてほしいものですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ワクチンの続報記事です。
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